9月病

すごく楽しいことが続いた


でも人間ってモノはたいていその後元気がなくなるもの


それでも最近はそういう浮き沈みが余りなかったんだけど
(オトナになったのかと思った)
久々になにかこう、元気がなくなった


久々に、少し自分がつまらない人間だと思った




久々にって、言うか自分で




初めての職場での全体飲み会は心の底から楽しんだ

先輩にも気に入ってもらえたし
夜行バスをドタキャンした甲斐はあった


でも休みが終わって久々の仕事では
あのときの余韻はやっぱりなくなってた



東京に戻って来て桑沢の友達と飲んだときも楽しかったけど
なんかこう
自分に面白みを感じなかった


正直、東京を飛び出して京都に出て来て
一端の旅館に勤め始めたことに
自分自身人間としての面白みが増したかと思ってたけど
話しのネタが増えただけで別に面白くはなってなかった


AAAの飲み会のときは特に強く感じた
せっかく集まってもらったのに
あんまり楽しませることが出来なかったような

気がした



陸君と飲んだときも
酔っぱらって話しただけで
対して面白くなかった気がする




面白くないって言うのは


相手に対する不満じゃなくて


自分に対する反省




くらげの兄貴が

「実家に帰るのなんて5年に一回でいいんだよ」

って言ってたけど



そんなもんかもしれないな



とくに陸くんとはしばらく会わない方がいいのかもしれない



でもきっとこれも一過性

しばらくしたらまた楽しくなって

次また落ち込むとき

今落ち込んでいる理由なんて

忘れてしまう

そんなもの