「あげちゃえ」

一昨日の晩「朝までなまテレビ」を見た


今回はホリエモン東浩紀、猪瀬副都知事金美齢など
かなり興味をそそられる顔ぶれだったので
楽しみにしていた


僕はツイッターを始めてから、
正直ホリエモンの魅力に相当魅かれてしまった
彼の考え方や視点、態度(悪いッちゃ悪いけど)が
どれも結構ツボである


今回の朝生は、これからの日本についてみたいな
テーマだったと思うんだけど
生放送という事もあってどんどん話しがそれて行った


司会の田原総一郎が国防についての話しをふり
議論が進行して行くと
ホリエモン


尖閣諸島なんかあげちゃえばいいんだよ」
「沖縄までは攻めてくるはずないでしょ、何の特があんの?」


(このとき、尖閣諸島と沖縄は分けて議論していた)


と発言


これに対しホリエモンは他のパネリスト
さらにはツイッター上でも激しく批判を浴びる


尖閣あげちゃえ」発言は言い過ぎだと思うけど
それは尖閣諸島が侵略されたとしても
そこで産まれる資源くらい輸入すればいい
って言う事のようであって
言葉をそのまま受け取って議論しては話しにならない


沖縄だってそのうち中国が侵略してくる可能性は
あると思うけど
ホリエモンから言わせれば
沖縄戦略したところで
世界的に非難を浴びながら
世界一危険なアメリカ軍基地がある沖縄を
高いお金払って維持する方がよっぽどリスクあんだろ


みたいな事が言いたいんだと思うんだよね


それに、極端な話し
実際侵略される可能性より
されないだろって考える方がそれこそ普通な気もする


それから、これはテレビでこれだけ刺激的な
発言したからしょうがないんだろうけど
放送を見てない、もしくは途中しか見てない人が
今回の朝生の議論に口を出すのはちょっとムリがあると思う


特にホリエモンに対して
「呆れた」だの
「左翼」だの
「無知」だの
一言で片付けてもどうにもなんない


話しには流れって言うもんがあるんだから
生放送の長時間番組の間数十分を見て
異論反論となえても
どうしてもズレちゃうよ


過去の常識とか
愛国心とか
そんな事じゃないの


どちらかと言うと
国防より世界的平和
過去の遺産より将来の夢


時代が変われば考え方も変わるし
人が変われば国のあり方も変わる


中国はチベットウイグルを侵略したように
尖閣、沖縄も侵略する
じゃないんだと思う


そうかもしれないけど
そういう常識のようなものを
「違うんじゃないか」と異論を唱える人間の発言に
もっと耳を傾けてもいいと思う


僕はホリエモンのおかげで
当たり前や常識という概念をとっぱらい
もっと広く自由に思考できるようになった


言い方とか態度より重要な事もあると思う