“第2期「元気が出る四川展」が開催されました!”

〔第2期「元気が出る四川展」レポート No.1〕

少し前の事ですが、2010年7月13日から23日の間、
中国は四川省成都という都市で
第2期「元気が出る四川展」が開催されました


第2期「元気が出る四川展」とは
一昨年、四川省で起きた大規模な地震
四川大地震」の被災地をアートイベントで盛り上げるため
AAAが初めて海外で行った展示会の2回目です


第1期は、展示から一周年を迎えた昨年5月に行い
出展アーティストから頂いた出展料の一部を
会場である「sim's cozy garden hostel」を通し
震災の復興に役立てていただきました


また、会期中、震災で大きな被害を受けた
光明村の村民の方を会場に招待し
作品を見てもらい、一緒に食事会を催しました



それからさらに一年が経ち
再び「元気が出る四川展」を企画、開催致しました



「また?」
「まだやるの?」
「別にもうそんな応援するほどでもないんじゃない?」



そんな意見もありましたが、 僕たちは再び開催する事を決め
実行しました


僕たち自身も、震災から2年が経ち、日本ではその後の報道もなくなり
関心が薄れていましたが、だからこそ意味があると思いました


地震大国の日本にいれば、大地震の恐ろしさは
直接被害に受けていなくてもそれなりに感じる事が出来ます


たった2年で、死者7万人、負傷者37万人以上の被害を受けた
震災の傷跡が癒えるわけがありません。


そして何より、「続ける事」が大事だと考え
第2期「元気が出る四川展」の開催が決定致しました



会場は、世界中から旅行客が集まるゲストハウスで
中国人のみならず、多くの欧米人に作品を鑑賞してもらえました


見てもらった方には、四川省に旅行に来た中で
2年前の悲劇をもう一度頭に置きながら
四川を旅行して欲しいと伝えました